レッドクリフ PartII −未来への最終決戦−

b0041912_187463.jpg 首を長くして待っていたレッドクリフ2、早速観て来ました。さあ、赤壁の決戦だと思ったとたん、エンドロールが流れたパート1から半年、トニーレオンと金城武の知能戦が見物の歴史スペクタクルのクライマックスだから気合いを入れて観に行ったけど、結論からするとちょっとやり過ぎ、長過ぎかなと思います。でもまあ中国歴史劇の香港+ハリウッドアクション版としてはそれなりに見応えがあるといえるでしょう。
 3世紀初め、80万の兵に2000隻の軍船を率いた曹操は、長江の南岸・赤壁に陣を張って、対岸の劉備+孫権軍わずか5万を狙い、余裕を見せていました。孫権のお転婆な妹は、男装して曹操軍のスパイとして潜り込み、風土に慣れない兵士達が疫病で苦しんでいることを諸曷孔明(金城武)に伝えます。
 孫権の策略で対岸の劉備+孫権軍にも疫病が蔓延し、覇気をそがれた劉備は兵の撤退を宣言して、孫権軍を失望させます。でも、劉備の軍師孔明はその場に残り、孫権軍の知将周瑜(トニー・レオン)と共に曹操を迎え撃つ決意を示します。 
  この辺りから、圧倒的多勢の曹操軍に、無勢の孫権軍を率いる周瑜と孔明の戦略合戦が展開され、二人の知恵比べが緊張感を伴って楽しめます。焦る仲間達を尻目に、雲の動きで天候を読み、風向きを推測して作戦を編み出す孔明の自信に満ちた表情が清々しいし、周瑜も大きな賭けに出て、曹操軍はまんまとその罠にはまります。
 その頃、懸命に戦略を練る男達を見ていた周瑜の美人妻・小喬(リン・チーリン)は、単身長江を渡っていました。曹操が自分を手に入れたいがためにこの侵略を決めたらしいと聞いて、人質になる危険性も顧みず、曹操に面会に行ったのです。小喬の行動を知って、動揺する周瑜たち。そして、大決戦目前の夜が始まりました。
  いよいよ火ぶたが落とされた水上戦は、ジョン・ウー監督らしい華々しさで、次から次に爆弾が炸裂。この時代にいくら何でもという戦いぶりでやり過ぎ感が否めないけど、アクション好きには面白いかも知れません。
 孫権の妹が下手なスパイとして活躍したり、決戦直前に小喬がいきなり対岸の曹操に会いに出かけたりと首を傾げる展開が気になっていたら、水上戦のラストもかなり笑えるシナリオだったので、これはもう歴史物として観るよりも、エンターテイメントとして割り切るしかないですね。
 なので、個人的にはやっぱり前編の方がわくわくしたけれど、パート2は前編を逃した人にもわかり易いストーリーだし、美男美女による娯楽アクション映画としなら充分楽しめることでしょう。 
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by cheznono | 2009-04-22 18:14 | 映画