世界で一番不運で幸せな私

b0041912_17252683.jpg去年の秋、この映画がフランスで大ヒットしてたという頃、私は南仏の大学で映画史の授業を聴講していたのに、この作品が人気ということを全然知りませんでした。一応映画マニアで通っているのになんという不覚。東京でももう終わってしまうので、慌てて900円の日に観に行き、遅ればせながら楽しんで来ました。何より会話がすごく面白い。主人公2人のやり取りも、ちょっといかれた彼らに巻き込まれて大いにはた迷惑する人達との会話もいかにもフランスらしくて楽しめました。
ストーリーは中盤まではぐっと引き込まれるけど、後半はちょっとくど過ぎかも。一時間半の映画が2時間近くに感じられたから。
幕開けに幼いヒロインが貧しいポーランド移民であるという理由で、クラスメート達にあくどくイジメられるシーンは意外です。移民が多い国だし、小学校からいろいろな人種の子供達が混じるのは当たり前の筈なのに、彼らが8歳だった頃、多分80年代初頭にはこういうよそ者イジメの雰囲気があったのですね。日本のイジメが時々報道されるため、日本の子供達や学校は大きな問題を抱えているのでは?と聞かれることがあるけれど、フランスも異質なもの対してに寛容なるにはいろいろな段階を踏んで来たに違いないと改めて思いました。
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by cheznono | 2004-11-21 17:55 | 映画