みんな誰かの愛しい人

b0041912_1635381.jpg 初監督した「ムッシュ・カステラの恋」で脚光を浴びた女優のアニエス・ジャウイが、今年のカンヌで脚本賞を射止めた作品「みんな誰かの愛しい人」を観ました。
有名な作家で自己中心的な父親に認められたくて一生懸命の太めな20歳の娘ロリータを中心に大作家の父を囲む人々の人生模様を描いた佳作。「ムッシュ・カステラ」以上に楽しめました。
でも、恋人よりも父親の気を惹きたいロリータの気持にはちょっと違和感があるかも。自分に寄って来る人は皆父親と懇意になることが目当てに違いないという思い込みと容姿にコンプレックスのある彼女は、誰よりも自分が父親に認められたいともがいていたんですね。
アニエス・ジャウイ演じる売れない作家の妻が、調子は良いけどいい加減な編集者が約束の時間を間違えた時、「あなたはいつもミスをしては決して謝らないし、そればかりか人のせいにする所が許せないのよ!」と激しく批判するシーンには大笑い。これってかなり多くのフランス人に共通する傾向で、自分のミスを指摘されるとあらゆる言い訳をしてまず謝らないし、逆切れしてこちらのせいにされることもしばしば。これを見るとやっぱりフランス人同士もそう思っていたのね。
 しかし、本当にイザベル・アジャーニはアニエス・ジャウイよりも10歳も年上なのでしょうか?
オフィシャルサイト:http://www.gaga.ne.jp/dare-ai/
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by cheznono | 2004-12-05 16:06 | 映画