花のリヴィエラ:ハンブリー庭園

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 よく聞いてみたら、荒れ果てているのはローマからフランスに通じる海沿いの旧街道であって、ハンブリー庭園の入口は別にあり、入場料を払えば18ヘクタールに渡る広大な庭園をゆっくり楽しめるのだとか。
 19世紀に紅茶と絹の貿易で財を成したハンブリー卿は、ヨット遊びのためにやって来たリヴィエラが気に入り、フランス国境目の前のこの岬にヴィラを建て、英国式の自然に任せた庭園を築いたそうです。
 世界5大陸からありとあらゆる植物を集めたという庭園は、現在ジェノヴァ大学によって管理され、 地元の人の憩いの場になっている模様でした。
 しかし、今回我々は庭園に入らず、岬に向かう岩場をひたすら歩いた次第で、噂によると、岬の向こう側の海岸はゲイビーチとなっており、男性同士の出会いの場なのだとか。

 岸壁海岸のハイキング後、夕食のためにヴァンテミリアからドルチェ・アクアを抜け、ロッチェタ・ネルヴィーナのレストランへ。久しぶりに鱒のグリルでも食べられるかと期待したのに、マダムが出て来て「今日は休業よ、でもせっかく来てくれたのだから、ラビオリで良かったら作るけど?」と言うので、きのこソースでラビオリを食べることになりました。
 さすがにその辺で買うラビオリとは違って、マダムお手製のラビオリは皮が薄く、中身のほうれん草がはっきり透けて見える。フランスではシュウマイや餃子の類いを中華ラビオリと呼ぶけれど、なるほど外見はミニ餃子風です。デザートは大きなティラミスの森のソース添え。

 さて、アントレとデザートのみの夕食をすませ、ニースに戻ろうと立ち上がったら、左足の甲に激痛が。ついさっきまで元気だったのに、もはや片足でしか立つこともかなわず、強い痛みのために歩けなくなっているではないですか。
 夕方岩場で転んだけど、その後2時間余りも歩けたのに、なぜ今になってこんなに痛いのだろう?くるぶしをひねった記憶もないが、これが捻挫なのか?抱えられるようにして何とか車に戻り、夜遅くニースに帰宅。家の中も片足けんけんしないと歩けないため、不自由きわまりないし、もしも骨にひびが入っていたらと頭の中は不安でいっぱい。痛みとショックで翌日は半日ベッドの中でした。
「多分捻挫だから2日安静にしていればまず大丈夫。当日は冷して、丸一日経ってからは暖めて」という大家さんの忠告を半信半疑で聞いていた私でしたが、本当にその通り。足を伸ばして安静にしていたら、3日目から歩けるようになりました。あー良かった。下手すると帰国まで松葉杖状態になるかと思った。
 軽い捻挫の場合、当初はあまり感じなくても、後から痛みが増すことがあるそうで、私もそのケースだったのでしょう。日頃の運動不足をいたく反省させられる出来事でした。今後はハイキングの前にも準備体操が必要かも。
 写真はフランス側のリヴェイエラ、サン・ミッシェルの丘。軽いハイキングなら、こちらの方がお勧め。
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by cheznono | 2011-06-19 21:18 | イタリア絵日誌