タラスコン
2005年 05月 13日プロヴァンス・プリントの老舗ソレイヤードも最盛期ほどの勢いはないとは言え、ここの博物館は布マニアには見逃せないコレクションを展示しています。キルトはもちろんのこと、天然染料で手染めした時代の版木なども残っていて染色のプロセスがよくわかるように工夫されています。ソレイヤードの服が女優達に愛された時代の展示なども興味深いものがありました。プロヴァンスの伝統的な衣装を見るなら、この博物館とアルルのアルラタン博物館がお勧めです。
日曜の朝、ちょこっと参加した教会のミサで聴いた仏語版アメージング・グレースが忘れられません。フランス人にはそれは追悼ミサか何かだったのではと驚かれましたが、その頃の私には普通の日曜のミサと区別がつかなかったから、なぜアメージング・グレースだったのかは謎のままです。