
パリ郊外で警察とアラブ系の人達の衝突が始まってから2週間近く経ち、ついにフランスは非常事態宣言を出して、一部の都市では夜の外出禁止令も出てしまいました。きっかけとなったパリ郊外での移民系の子供の事故がイスラム教徒のラマダン明けと重なったため、暴動がより大きくなった感じで、ニースでもこの2日間で72台もの車が焼かれたとの報道でした。またもフランスの自由・平等・友愛が?マーク付きで大いに問われています。
日曜日にそういう騒ぎとは無縁のような自然の宝庫、レランス諸島の一つサント・マルグリット島に行って来ました。カンヌから船で15分のこの島は18世紀に鉄火面が閉じ込められた伝説で知られ、海の水はヨーロッパ一美しい水を湛える湖と言われるアヌシー湖のように澄んでいます。鉄火面が幽閉された城塞以外には何もないようなサント・マルグリット島ですが、小さい島内を歩いて一周する間に林の中で日ごろ目にしないような植物や花、蝶などに触れることができました。本当は島内では採ってはいけないらしいのですが、セップ茸を見つけたのでこっそり持ち帰って、今日の夕飯にオムレツに挑戦。でも、日本でもよく間違えて毒キノコを食べる事故があるから内心ドキドキで、いくらフランス人が大丈夫と言っても本物のセップ茸かどうか半信半疑で食べました。明日まで何事もないと良いけど。
鉄火面はルイ14世の双子の弟だったという説が有力ですが証拠はなく、今もってフランス史上最大の謎の一つとされているとか。もし真実だとしたら、太陽王と呼ばれたルイ14世の王位継承権を守るため、双子なのに遥かブルボン王室の残酷さに背筋が寒くなりました。