フランス偽札事情2

b0041912_1524932.jpg  私の滞在しているアパルトマンの家主のマダムは先日、間借り人のコロンビア人から500ユーロ札(7万2000円位)2枚で家賃の支払いを受け、「こんなに大きな額じゃどこでも使えないわ。」と困って、当のコロンビア人を急かし、「あなたのパスポートを見せて、私の銀行で両替してもらおう。」と自分の銀行に出かけて行きました。コロンビア人によるとシティバンクから1000ユーロをおろすといつも500ユーロ札2枚で出てくるとか。
 さてその夜、「銀行での両替、うまくいきました?」ってマダムに聞いたところ、「とんでもない。銀行も偽札を怖がって両替はだめだって言うのよ。スーパーでも支払いに使えないし、郵便局へ行っても断られるし、銀行で両替してくれなきゃいったいどうやってこのお金を使えるわけ?」って銀行で怒ったら、「マダム、このお札をまずご自分の口座に入れて下さい。口座に貯金という形で入れてから、改めてカードで引き出して下さい。」と案内され、メガネもないのに貯金のための用紙に記入させられた上でやっとお札は口座に入り、その後、晴れてキャッシュディスペンサーから100ユーロ札でお金を引き出したそうです。
 7万円余りのお札を発行するフランス銀行もおかしいし、偽札を怖がって両替は受付ないけれど口座に入れるならと結局はお札を受け取った銀行もおかしいし、本当に変な国。銀行にもマクドナルドのように偽札判別機を置いているそうですが、高額な500ユーロのお札は機械をパスしても両替はしてくれないのだとか。日ごろ、私から見たら結構おかしいフランス人の典型に見えるマダムですが、この日は彼女が「全くこの国はどこかおかしい!」と息巻いていました。なので、日本の銀行が振り出す大きな額のお札を持って渡仏する方は要注意かも知れません。
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by cheznono | 2006-06-27 01:54 | 不思議の国フランス