パリの蚤の市

b0041912_2052344.jpg 小春日和で温かく、コートダジュールらしい秋と思っていたら、週末から急に気温が落ちて、海の色も冬の色に変わって来ました。先週後半は、サルコジ大統領によるSNCF(フランス国鉄)の年金改革に抵抗した大規模ストで、全国的に交通が麻痺したため、旅行中に足止めをくった人も多かった模様です。
 その全国ストにぶつけて、やっとエリゼ宮が大統領の離婚を正式に発表し、これまでマスコミを全面的に避けて来たセシリア夫人は、別れを切り出した余裕からか、公表翌日からせっせと雑誌に登場して、20年に渡る二人の関係について語り始めたのは面白いものですね。
 さて、パリではトラムに乗ってポルト・ド・ヴァンヴの蚤の市を覗いて来ました。高級志向のクリニャンクールやガラクタ志向のモントレイユには結構がっかりした経験がありますが、「パリの出会いの場所!パリ市内における只一つのアンティークの蚤の市」というパリ市によるヴァンヴの紹介パンフに惹かれて、出かけた次第です。
 パンフには毎週末、400もの専門家と一般の出品者がスタンドを出すとありますが、実際にはこじんまりしていて、南仏の田舎のアンティーク市と規模は変わりません。アンティークといえるものから、家の不用品を持ち寄ったフリマのようなものまで、スタンドは脈絡なく混じっていますが、それだけに庶民的で楽しく歩けます。観光客よりも遥かにフランス人のお客が多かったのは、パリにしては意外。中には日本人の出店者の姿もありました。
 これなら毎週月曜日のニースのアンティーク市の方が、古いもの、掘り出し物がありそうですが、キッチン用品やアンティーク布地などは、ヴァンヴの方がアンティーブの市よりも手ごろな品が安く出ていました。みんな楽しげに値段の交渉をしていましたが、やっぱり日本人相手だと特に女性の店主は渋くて、殆ど値引きはしてくれません。でも、頻繁に顔を出していれば、うまい買い物ができそうな蚤の市には違いないでしょう。クリニャンクールなどに比べて、あまり観光化されていず、古き良きパリの雰囲気が感じられたのが、一番の収穫でした。
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by cheznono | 2007-10-22 20:50 | 不思議の国フランス