パリ空港送迎サービス

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 東京からチューリッヒ乗換えでパリに到着した夕方は、空港送迎サービスを予約していました。一台のバンが同じような時間に到着した乗客を拾って、パリ市内のホテルや自宅に送り届けるサービスで、荷物が多いし、パリのはずれの安宿に泊まる私は、以前にも利用しています。
 長いフライト中、隣席の赤ちゃんがずっと泣き止まなかったせいか全然眠れなかったので、パリに着いた時はフラフラしていました。でも大丈夫、私にはお迎えのバンが来るはず。着いたら電話をするようにと言われた番号にかけると、なまりの強いムッシュウが、「ドライバーが10分くらいで迎えに行くから、ターミナルと出口を間違えないように、待っていてください。」とのこと。言われたとおり、ドゴール空港第2ターミナルの端で、おとなしくバンが来るのを待っていました。
 ところが、30分待ってもバンはやって来ません。まだ夏時間だから陽射しが長いなあと思っていた空もだんだん暮れなずんで来ました。40分近く過ぎて、かなり不安になった私は、もう一度オフィスに電話をかけてみました。
 今度はマダムが出て「ええと、バンは今となりの第3ターミナルでお客さんを降ろした所です。だから、あと最大10分くらいで迎えに行けるでしょう。」と言われました。まだ10分も待つの?と不満を漏らした私ですが、「ドライバーにわかりやすいように出口の外で待っていて下さい。」とマダムが言うため、風の冷たい出口でまたおとなしくバンを待ちました。もう隣のターミナルに来てるなら、まあ間もなくやって来るだろうと思いつつ、いつの間にか20分以上過ぎました。それにしても、遅い。本当にお迎えは来るのでしょうか?
 ドゴール空港とは言え、ターミナルの端は人影もまばらで、空は暗いし寒いし、睡眠不足と疲れで意識もボーっとして来ました。しかも私は現金を殆ど持って来ていません。フランスのキャッシュカードが9月末で有効期限切れで、新カードはニースに送ってもらうように頼んであり、明日パリの支店で小切手を現金化すれば良いからと思って、所持金50ユーロ位で渡仏した次第で、今さら、タクシーで市内に入ることになってもお金がないし、かなり高いに違いありません。手元にはパリのガイドブックもおろか、パリの地図さえ持っていませんでした。つづく
*写真はリュクサンブール宮殿
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by cheznono | 2007-10-27 23:09 | 不思議の国フランス