エクスの手芸見本市

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 マリークレール・イデという手作り大好き派に評判の季刊誌の主催する手芸クラフトの見本市が、先月のパリに続いてエクサン・プロヴァンスで開催されたので、高速バスに乗って出かけて行きました。
 この見本市は今回の滞在で楽しみにしていたイベントの一つ。気合を入れて見に行ったのですが、会場になっているカジノの建物に入っても、見本市の案内はごく小さくて、あれ?という感じ。案の定、パリとは違い(と言ってもパリのは行ったことなし)エクスまで来ると、参加するアトリエは少なめになってしまうようです。それでも、初めて見るクラフトやユニークな発想の作品を紹介するアトリエが集まっていて、なかなか楽しい見本市でした。入場料は10ユーロ。今の為替レートだと1650円だから結構高いのですが、はるばる出向いた甲斐はありました。
 参加しているアトリエは、刺繍、布小物、セラミック、電灯の笠、アクセサリー、ステンシル、ビーズ、スタンプ、石膏細工などさまざま。一般の手芸系見本市とは違い、比較的大きな会社は少なくて、殆どが個人の小さいアトリエの参加なのが新鮮です。近年、日本で大人気のカルトナージュは、一人で作っているというマダムの小さいデスクが出ていて、厚紙をカットして布の張り方のデモンストレーションを見せてくれました。
 しかし、毎日20℃、太陽さんさんを享受しているニースから、2時間ちょっと高速を走っただけのエクスに着いたとたん、猛烈なミストラルの強風にあおられて、身体がこちんこちんになり、飛ばされないようにするのが精一杯。予報でニースより5度くらい低いのは覚悟していたので、ジャケットとマフラーは用意していましたが、それでは甘かったです。手袋が恋しいほどの寒さの中、プラタナスの並木道からミニ竜巻のように枯れ葉が舞い上がっては顔を直撃し、目を開けていられません。かつてアビニョンにも滞在していたことがあるのに、プロヴァンスの秋は過ごし易い日ばかりではないことを改めて思い知らされたエクス行きとなりました。
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by cheznono | 2007-11-12 06:21 | プロヴァンス賛歌