遠かったパリ

b0041912_22334741.jpg 大きなトランクと旅行バッグに登山用リュックサックという、国際バッグレディのようないでたちド・ゴール空港に降り立ってから、明日で一週間。パリではぐったりしていましたが、ニースに落ち着いたらだいぶ元気になりました。
 ニースに戻った夜に友達が用意してくれたのは、アスパラガスのオランダソース和え。マギーのオランダソースのもとを溶いただけらしいですが、もしかしたらこのアスパラのお陰で、元気が回復したのかも。
 なぜこんなにも体調が落ちてしまったかというと、まず出国が大変でした。本来予約してリコンファームもしていたスイス航空が、オーバーブッキングのため、たまたまパリまで飛ぶ予定の私を急遽全日空の直行便に振り替えたので、ある意味ではラッキーな出だしの筈。
 しかし、そうなると到着時間も到着ターミナルも変わってくるため、パリでお迎えサービスを予約していた私は、突然の変更でまたお迎えが来ないで、空港にほったらかされるのではと不安になりました。
 スイス航空は、連絡のための国際電話代も持ちますと言ってくれましたが、パリのオフイスが開く時間には、私は既にシベリア上空の筈。そのため、フランス時間で朝が来たら、お迎えサービスに私の到着時間などの変更を知らせてもらうようスイス航空にお願いして、それでも心配なので留守宅の家族にも先方にFAX を送ってもらうよう頼んで、やっと全日空のカウンターでチェックイン。
 ところが、日本への帰りの切符を持っていないという理由で、あやうく全日空から登場拒否をされそうになり、すっかり動揺してしまいました。いわく、「日本経由で欧州にもぐりこむ某国人と混同される可能性があるため、先方に入国できずそのまま帰国便に載せられてしまうこともあり得ます」とのこと。まさかそれって強制送還?!
「当方も航空会社としての責任がありますから」と言われましたが、これまで何年間も往復を繰り返して来て、一度も入国時に質問をされたことすらありません。第一、某国人はパスポートを偽造しない限り、やはり某国のパスポートで欧州に入るのではないでしょうか?それとも、日本経由だとパスポートもすり替わるとか?
 まあ、到着時にはまだパリの旅行代理店が営業している時間だから、万が一の時は入国審査官の前で帰国便を電話予約すれば良いし、と思った頃、私のパスポートにある成田出国と帰国の定期的なベタベタのスタンプを確認した担当の方が、やっと搭乗券を渡してくれたので、彼らの気が変わる前にと私はそそくさとゲートに急ぎました。
 後でパリ在住の人からも「日本入国時なんて、外国人は帰国便の切符がないと絶対に入国させてくれないから、全日空の心配は当たり前」と聞いたので、次回からはちゃんと帰国便の予約を入れてから、出国しなくてはいけませんね。
 とはいえ、私としては旅行者を相手国に入国させるかどうかの判断は、日本の航空会社ではなくて、やはりその国の入国審査官に下してもらいたいですが。
 それにしても、欧州系のエアーに比べて、全日空の機内サービスのきめ細かいこと。スチュワーデスをお嫁さんにしたいという男性の夢がよくわかる気がします。思えば、会社員時代はずいぶんお世話になった全日空の直行便。今はなかなか乗れませんが、今回は満席の中、他社からの招かざる客である私を乗せてくれて、本当にありがとうございました。
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by cheznono | 2008-06-03 22:48 | 不思議の国フランス