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ニースのカーニバル

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 今日でニースのカーニバルもマントンのレモン祭も最終日。今年のテーマ「おかしな天気の王様」にふさわしくカーニバルは雪や雨に見舞われ、例年より人出も少なめだったそうですが、それでも恒例のスプレイかけ(子供も大人も誰彼かまわずプラスチックの泡ひもが出るスプレイをかけまくる)や紙吹雪で盛り上がり、夜遅いパレードが終わった後はプロムナーデザングレを踊りながら移動する人達で賑わっていました。花のパレードを世界で一番美しいカーニバルと司会者は連呼してましたが、開催中に使われたミモザやバラ、チューリップやユリ等などの花はいったいどれくらいになるのでしょうか?見物客に拾われそこね、路上に無残に散らばった花の残骸を見つめながら、面白くてやがて哀しい祭りの後も味わいました。
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by cheznono | 2005-02-27 20:17 | フランスの四季

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 ビバ!スペイン!がテーマのマントン・レモン祭にお目見えしたレモンとオレンジで作られたアルハンブラ宮殿。私には本物とあまり似てないようにも思えましたが、一緒に行ったスペイン系のフランス人達はとても喜んでいました。例え似てなくても、これを全部生の柑橘類で作った建設?の技には脱帽です。
 今日はフランス全土が大雪に見舞われ、コートダジュールも雪景色となりました。ニースの街路樹のオレンジが雪化粧してたから、きっとマントンのアルハンブラ宮殿も白くなり、みんなを驚かせたことでしょう。
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by cheznono | 2005-02-23 05:55 | フランスの四季

マントンのレモン祭

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 昨日マントンのカーニバル:レモン祭に行って来ました。今年のテーマはスペイン!レモンやオレンジでアルハンブラ宮殿を再現したり、フラメンコの舞台やドンキホーテを演出したりして予想以上にきれいなお祭りで楽しかったです。オブジェや演出に使われるおびただしい数のレモンやオレンジやみかん類は2週間の会期の後、どうなってしまうのかと思ったら、ちゃんと皮をむいてジュースにすると聞いて、ひと安心。 生憎、お天気がイマイチで時々小雨が降ってましたが、本当はレモンやミモザの黄色やオレンジ色が青空に映えるとまぶしいほどの春らしいお祭りなのだとか。
 寒いねえと言ってニースに戻るため高速に乗り、山に差し掛かったら、なんと大吹雪に遭遇してしまいました。そういえば高速の入り口に渋滞表示があったけど、理由は雪だったのね。コートダジュールの車は当然スタッドタイヤなどを履いている筈もなく、雪の降りしきる高速道を視界もままならぬままのろのろと徐行するはめになりました。でもお陰で、高速の通行料はタダ。除雪車もすぐにやって来ましたが、何十台ものトラックは通行禁止となり全てそのまま高速道路上に缶詰となって、気の毒でした。
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by cheznono | 2005-02-22 06:09 | フランスの四季

カーニバル!

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 ニースではカーニバルが始まり、街を賑わしています。日本人観光客も急に増えたし、観光バスも目立って来ました。でも、フランス全土がこの所ずっと寒波と雪に覆われているのにコートダジュールはお天気が良くてカーニバルではしゃいでいるなんて、何だか申し訳ないよう気もします。
 ハリボテのメインパレードは、次々に現れる大ハリボテがとてつもない代物だったのでちょっとがっかりでしたが、夜のトーチライト・フラワーパレードは予想以上に楽しめました。深々と冷える夜の9時から次々に趣向を凝らした花車が女王やお姫さまに扮した美女を乗せてやってきて、ミモザを初め春の花を見物客に投げて行きます。それをまるで結婚式の花嫁の投げるブーケのように皆で手を伸ばしては争って受け取り、最後には手にいっぱいミモザを抱えて帰えることになりました。通りすがりの人もミモザに埋もれた私を見てはにっこり。(それとも頭にたくさんついてしまった紙吹雪を見て笑われただけかも?)
 今年も日本から富山の高校生のブラスバンドが参加して、司会者には派手に紹介されていました。でも、ブラジルやイタリアの人たちの華やかな衣装とダイナミックなダンスに比べるととても地味でおとなしい雰囲気で、ラテン系のカーニバルの中ではちょっと異質な感じがしていました。フランス人の持っている日本人へのイメージにはぴったりだったかも?
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by cheznono | 2005-02-19 05:56 | フランスの四季

ニースのバレンタイン

b0041912_4223185.jpg フランスのバレンタインデーは恋するカップルがプレゼントを贈り合って愛を確認する日という感じで、若い恋人同士ばかりでなく中年過ぎのカップルがカフェで待ち合わせをして、お互いに贈り物を渡したりするにこやかなシーンが見かけられます。でもやっぱり昔ながらにバラの花を男性が女性に贈るパターンが多いらしく、この時期はバラの値段が跳ね上がり、14日の花屋さんは大忙し。写真はチョコレート屋の店先で、もちろんショコラも不滅の人気商品。いずこも同じでバレンタインはビジネスなんだなとも実感させられます。
 でも、ニースはミモザの花束を手に持って花屋さんから出て来る男性を結構見かけました。そのあたりの庭でも咲いているし、カーニバルの花のパレードでも配られるミモザですが、かなり年配の男性がバレンタインデーにミモザを抱えて家路を急ぐ姿は微笑ましかったです。
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by cheznono | 2005-02-15 04:38 | フランスの四季

アレキサンダー

b0041912_6244043.jpg 大歴史スペクタクルを期待してアレキサンダー大王の映画を観て来ました。父王の謎の暗殺後、20歳でマケドニア王となりペルシャ帝国を初め世界制覇(といってもインドまで)に挑み、弱冠32歳で亡くなるまでを描いた壮大な時代劇。アンソニー・ホプキンス扮するエジプト王プトレマイオスが若き日に仕えたアレキサンダー王への思い出と"真実”を後述筆記させながら、物語を展開させてゆく手法ですが、長い映画なのに言葉による説明が多いのが残念でした。コリン・ファース演じるアレキサンダーに大王としての風格や魅力が今ひとつ感じられなかったのも失望した一因です。息子を世界一の王にする野望と妄執に生きるアレキサンダーの母親役:アンジェリーナ・ジョリーはとてもエキゾチックな雰囲気で蛇をいつもまとわらせ迫真の鬼気迫る演技でした。
 さすがオリバー・ストーン監督、戦闘シーンのスケールにはびっくりで、これは「HERO」かと思うような大人数とすさまじい迫力で本当に中国映画を意識してるのかなと思ったくらい。「トロイ」を観た時にも思いましたが、兵士達の前で世界制覇の決意表明をしながら指揮を取るアレキサンダーの姿が米国大統領に重なり、とんでもない数の命を無駄にする戦争の虚しさばかりが伝わって来て、観終わった後もちょっと憂鬱で、フランスメディアの評価が概ね上々だったのがどうも納得のいかない映画でした。
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by cheznono | 2005-02-13 06:50 | 映画

オペラコンサート

b0041912_5491369.jpg 南アジアの津波で被災された人達へのチャリティコンサートがあちこちで開かれていて、私も旧市街のバロック様式の教会での津波被害者支援のためのオペラコンサートに行って来ました。お陰で海からすぐの小さい教会で二人のソプラノとテナーが一人、素晴らしい歌声を聞かせてくれて思いがけなく大満足の夕方を過ごすとができました。歌はモーツァルトやビゼーなどのクラシックからポビーとベスなどの比較的新しい曲まで幅広く、テナーの男性が2回も曲目を間違えてピアニストをヒヤリとさせたのもご愛嬌。ただでさえひんやりとした石造りの教会には、海辺に近いため冷たい隙間風が流れ込み、まるで冷蔵庫の中のようなのに、ブロンド美人のソプラノは肩を剥き出しのイブニングドレスで見てる方が凍えそうな中、驚異的な歌唱力で次々にアリアを聞かせてくれ、入場料の5ユーロの献金が申し訳なかったくらいです。
 寒い教会の中で2時間、オペラのアリアを楽しんだ私達ですが、コートを着ていても身体は冷凍されたように冷え切ってしまい、コンサートが終わったとたん一番近いカフェに駆け込んで、硬直した手足を温めたのでした。
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by cheznono | 2005-02-11 06:04 | 不思議の国フランス

ネグレスコでお茶を

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 ベルエポックの面影を残す高級ホテル・ネグレスコは、プロムナード・デザングレのシンボルとしてよく登場するのでなんとなく憧れていました。でも初めてその姿を見た時は意外な小ささにびっくり。今やル・メリディアンなどのアメリカンスタイルの大ホテルに埋もれながら、それでも古き良き時代のムードを保っている感じです。
 英国人の友人にかなり変な内装だから一見の価値はあるわよと言われ、お茶を飲みに行って見ました。ネグレスコの喫茶店に一歩入ると、そこはもうメリーゴーランドの中。サーカスの舞台の上に迷い込んだような雰囲気で、部屋を囲む木馬に、赤い装飾とシャンデリアの光でなんだか目がチカチカ。寒いので私はココアを注文しましたが、まるでチョコレートを溶かしただけかのようにこってりとしていて、あまりの甘さに卒倒しそうでした。
 ホテル内の探検も面白かったです。美術館のようにいろいろなコレクションが並んでいるのですが、テーマや時代やオブジェに全く統一性や調和がなくて、何も考えずにオーナーの好きな物を展示しているのかと疑いたくなるほど。サロンの内装もコロニアル様式やアールヌーヴォーやシュールレアリズムが混っていて、でもそれなりにうまく融合していて不思議な空間となっています。経営者は女性と聞いてさらに驚きました。ベルエポックは豊かな芸術と華やかな社交の時代の反面、貧富の差の激しさや様々な社会問題を抱えていた時代だし、ニース自体、お金持ちの文化と下町的な庶民の生活が混ぜこぜの街なので、ネグレスコは意識的ににそうした特長を内装にも反映させているのでしょうか?
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by cheznono | 2005-02-09 00:17 | コート・ダジュール散歩

ニースで開催のNATO会議

b0041912_533771.jpg かつてはイタリアだったニースの旧市街は、ピンクやオレンジ系などのカラフルな建築物が並び、観光化されながらも独特の庶民的な港町の魅力を残しています。でも、今街の中心はトラムの線路を作るための工事で道路は遮断され、やかましい工事音とほこりで見る影もない状態。本当は観光客で賑わう特等地の筈なのに、周囲のカフェやお店は大打撃ではないでしょうか。
 来週はニースでNATOの会議が予定されています。NATO加盟国のお偉方を迎えるニース市の悩みは、グローバリズム反対派のデモや抗議行動です。NATO開催の前後1週間に渡って、会議場の周辺は厳戒態勢に入るとか。車両は通行止めだし、住民は身分証明書はもちろんのこと本当にその辺りに住んでいることを示すため電気などの請求書も携帯しなければいけなくなりました。この期間中もアパルトマンのリフォームのため職人さんが出入りしなくてはいけない友人宅は、住人証明のない職人さんが無事に仕事を続けれるかどうか心配しています。第一、家族の多い家ならガスや電話の請求書を集めても人数分ないのでは?お役所の考えることって、本当に不思議です。
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by cheznono | 2005-02-05 05:55 | 不思議の国フランス