ボージョレヌーヴォー
2004年 11月 19日フランスではこの木曜はその年の新ワインの解禁日のためボージョレに限らず、あちこちのドメーヌで地元のワインの試飲会が開かれます。忘れられないのは、アビニョンに住んでいた3年前、法王庁の前にずらりと並んだワイン小屋(テント)の試飲会です。450円位で試飲用のワイングラスを1つ買えば、あとはどのワインも飲み放題。ワイングラスはループ付だから中身が空の時は首からぶら下げておけます。このシステムはワインの見本市と同じですね。底冷えのする夜でみんなで震えてたけど、あの時のシャトーヌフ・ド・パプの味わいは深く印象に残っています。
ワインの試飲会の後は、「アビニョンの橋の上で踊ろう」の3分の1しか残っていない橋のたもとで大花火大会が始まりました。雨の少なかった翌年は乾燥注意報が出てこの花火大会も中止になったので、寒い中でも花火が観られる年はラッキーなのかも。
でもせいぜい6ユ-ロ程度のボージョレ・ヌーヴォーが日本に来るとその3倍はするから、東京で秋を迎えた今年は残念ながら買うことができないのでした。