狙われた街
2005年 07月 09日昨年捕まったドイツ内のグループがアルザスの首都、ストラスブールの大聖堂をテロ攻撃する計画を立てていたということを今回の事件後に初めて知りました。ストラスブールは絶対行くべき街よとフランス人に勧められて、去年の今頃はストラスブールからワイン街道を旅行してたんです。ストラスブールの大聖堂は、高くそびえる一本の尖塔とステンドグラスが有名で、テロ組織に狙われているなんてつゆ知らずに一日一回だけ動き出すからくり人形の天文時計をぽかんと口を開けて見上げていたものでした。赤い砂岩で建てられた大聖堂は中世にはバラ色に輝いていたらしいのですが、今やすすで真っ黒。たまには外壁を磨いてよって思うけど、巨大な大聖堂に142mの高い塔では汚れを落とすのも命がけだし、莫大な費用がかかるのでしょうね。でも、同じく13世紀に立てられたコルマールのゴシック教会の外壁は、きれいに磨かれていてバラ色の面影がありました。
写真はクレベール広場から見た街並み。ドイツ国境がもうそこなんだなって実感した北の家並みです。