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クリスマスクラッカー

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 ニースから同時に送った航空便と船便の書籍のうち、通常3ヶ月くらいかかる船便が2週間で到着。でも、一緒に出しただいじな航空便の大箱は、所要1週間の筈が3週間以上かかってやっと今日到着しました。航空便は書籍の3倍近い値段なのに、クリスマス期間はこれだからかなわないって思ってたら、夕方また次の大箱が配達されて来たので、未だトランクの中身も片付いてない我が家はに荷物の山に。大掃除ができるのはいつになることか。。
 帰国の前日に友達が開いてくれたホームパーティに英国人のカップルがクリスマスクラッカーを持って来て、「極めてイギリスらしい代物だよ」って言いながら皆んなに配りました。細長い筒型のクラッカーの両端をそれぞれ隣の人と引っ張り合うと、クラッカーの中の爆竹?がはじけてパチパチという音と共に紙の王冠とおもちゃが飛び出します。確か日本のは逆三角形、ソフトクリームの下のコーンのような形で、中から細いテープが飛び散る方式ですよね。私はてっきりクラッカーはアメリカから日本に入って来たのだと思ってました。
 でもその日、私の前に座ったアメリカのニューヨークタイムズのジャーナリストという女性に筒状のクラッカーを一緒に引っ張ってもらおうとしたら、「何これ?見たことないわ」って不思議そうな顔つきです。クラッカーを持って来たイギリス人は喜んで、「アメリカ人も知らないんだね?イギリスの伝統的なクラッカーはアメリカに渡ってなかったんだ」と紙の王冠をかぶってはしゃいでたけれど、本当でしょうか?
 クラッカーのないフランスでは、新年に食べる王様のガレットというお菓子に紙の王冠がついて来るそうです。キリスト生誕のお祝いにやって来た東方の三博士(王とも言われている)が王冠をかぶっていたことに由来するようです。
by cheznono | 2005-12-28 00:40 | 雑貨