人気ブログランキング |

ニースの漁師祭り

b0041912_19534072.jpg
  予選中は泣かず飛ばずだったフランスチームがブラジルに勝った土曜の夜中は、ニースもパリに負けずすごい騒ぎでした。海岸に花火は上がるは、車はクラクションを鳴らしっぱなしで走り回るは、爆竹や国歌のオンパレード。「誰もがジダンは年を取ったと言ったけれど、今までで一番の良い試合だった!」とマスコミも絶賛。これだけ国民に元気とエネルギーをもたらすジダンやアンリは本当にすごいと肌で感じる試合結果です。 
 ところで、鷲ノ巣村のエニシダ祭りは断念したけれど、ニース伝統の海のお祭りは旧市街の海岸で興味深く楽しむことができました。まだニースが人口3万人の漁村に過ぎなかった時代、地中海の魚と塩に頼って生活していた住民たちは、毎夏、海の聖人に感謝と祝福のお祭りを捧げて来ました。海の恵みを祝福し、また一年、アフリカからの海賊やサラセン人に船が襲われないように祈るためのお祭りです。
 今や人口37人の観光都市となったニースで、漁業を生業にしている人は激減しましたが、地元の人々はこの祭りをだいじに続けているそうです。この日もニース港から次々に小船が出航し、旧市街からプロムナード・ザングレに続く海岸に集まって、海辺で待っている人々とお祝いしました。いずれも小船や釣り船は大きな花飾りを乗せています。日が落ちると、船のランプが赤くともされ、波に揺れる小船と一緒に明かりが揺れてなんともいえない趣をかもし出していました。この海の漁師祭りはマントン港でも行われます。
by cheznono | 2006-07-03 20:24 | コート・ダジュール散歩