いよいよ仏大統領選
2007年 04月 23日主な候補は現政権で保守のニコラ・サルコジと社会党の美人候補セゴレーン・ロワイヤル、中道派のフランソワ・バイロー、そして極右で過激なジャンー‐マリ‐・ルペン。サルコとマダム・ロワイヤルの一騎打ちかと見えた選挙戦も、予想アンケートの度に数字は上がり下がりしたし、ぎりぎりまで誰に投票するか決めかねている人が今までになく多かったため、結果が読みにくい選挙となっています。
ニースを初めコートダジュールは、非常に右寄りの地域なため、サルコやルペンが来るたびに、街には警察官があふれ、歓迎の市民が押しかけるという図式が繰り返されていました。サルコもルペンも移民大嫌いの右派。もし下馬評どおりサルコが大統領に当選したら、国外追放になるかも?と心配する外国人も少なくありません。
投票は今夜8時に終了し、80%以上のフランス人が8時以降テレビの前に張り付いて、開票結果を見守ると言われています。既に投票率が83%を超えているから、視聴率はめちゃ高いでしょうね。
パリでは今夜8時以降に寿司の注文が激増する予想なのだとか。寿司をつまみながら選挙結果を見守るなんて、パリジャンも変わったものです。今頃、お寿司屋さんはてんてこ舞いでしょう。ニースではさしづめピザやさんが気合を入れて、ピザを焼きまくっているに違いありません。私も今朝のマルシェで買い込んだ野菜を煮込みながら、開票速報を追うつもりです。